多くの人に知ってほしい!私が外猫風ちゃんの保護を早めた理由・治療編~その1~

こんにちは
元野良猫、外で生活していた風娘ちゃん
まだ触ることも許してくれなかった彼女の保護を早めた理由、その病気について、今回は書いていこうと思います
なんとか捕獲器で捕獲することに成功した風ちゃん
その日のうちに、近隣の市にある大きめの動物病院で診ていただくことができました
その病院は、獣医師の先生が複数いて、人間でいう総合病院のような規模の病院です
人の総合病院と同じく予約制の病院なのですが、緊急の場合は電話で診療のお願いができるということで、朝イチに電話で詳細を伝えたところ、すぐ診ていただけることになりました

↑保護団体の方から「診察の際にも捕獲器の方がいい」というアドバイスがあったので、このまま布をかけて連れていきました
風ちゃんが威嚇するので、最初の診察は捕獲器の外から状態を確認する形に……
捕獲器だと身体と網が近い位置あるので、指などで毛をかき分けることもできるため、目視で臓器が出ていることを確認してもらえました
なるほど、「捕獲器の方がいい」というのはこれか! と早々に実感
真っ先に疑われたのは『脱腸』でした
脱腸だった場合の治療方法として説明された内容は、
- 軽度の場合、肛門から腸を正しい位置に押し戻す
- 押し戻せない場合、開腹手術で腸を元に戻す
の2つ
また、
- 腸が押し出された原因があるはずなので、腸を戻したあとそれに関しての治療が必要になってくる
という説明もありました
まずは詳細を確認する必要があるため、全身麻酔での検査に……
脱腸で開腹手術となると、最低15万円~という説明に「指で戻せますように……」と祈りつつ、麻酔の同意書を記入して、風ちゃんを預けていったん帰宅することになりました
夜になって、検査結果を聞くために再び病院へ……
風娘ちゃんの身体から出ていた臓器
それは腸ではなく、膣でした
彼女は『膣脱』を起こしていたんです
風娘ちゃんがどうして腟脱になったのか
その原因はなんだったのか
治療編~その2~に続きます