【後編】紙個包装のティーバッグを楽に取り出せる収納ケースの作り方～フタ編～
前回の『普段使いのティーバッグを楽に取り出せる収納ケースの作り方～本体編～』の続きになります
必要な材料等はそちらを確認ください
①パーツ準備編
1.フタパーツ（本体編でカット済みのサイズBの段ボール）にデザインペーパー（以下デザペ）を貼っていきます
1-1 蝶番パーツ
↑3cm幅のパーツを準備します。これは本体に接着する蝶番パーツになります
↑デザペを4cm幅にカットします
↑のりを付けて、パーツを真ん中に置いて、包みます
1-2 取っ手パーツ
↑デザペを1.8cm幅と4cm幅でカットします
↑1.8cm幅のデザペを11cmの長さにカットします
↑2cm幅のパーツを蝶番パーツと同じように4cm幅のデザペで包んで、最後に1.8×11cmのデザペを貼りつけます
1-3 フタ中央パーツ
↑カットしていないデザペの上に、一番大きなフタパーツを載せて、型を書き写します
↑書き写したものを周囲1cmほど大きめに切り取ります
↑同様にもう1枚書き写し、そちらは周囲0.5cm小さめに切り取ります
↑大きく切り取った側に、パーツを貼り付けていきます
↑はみ出る部分は都度切り落としながら、巻きつけます
↑巻き終わったら、上から小さめに切ったデザペを貼りつけます
↑フタの各パーツにデザペが貼れました
②組み立て編
↑マグネットシートはお好みのものを用意してください。カットされているものの場合は必要の長さに応じて並べて貼ってください
↑マスキングテープ（以下マステ）は各フタパーツの接続に使います。お好みのものを用意してください
2-1 蝶番パーツの貼りつけ
↑蝶番パーツとフタのメインパーツを本体に合わせて、バランスをとります（支えを使って少し斜めにすると合わせやすいです）
↑位置が決まったら、両パーツをマステで貼りつけます
↑一旦、本体から離して、机に裏向きで置きます
↑裏側からもマステで止めます
↑蝶番パーツ部分に木工用ボンドを塗ります
↑本体に貼り付けます
↑画像の丸印部分は支えです。これがないとフタが宙に浮くため壊れやすくなるので、ここは切らないでください（反対側も同様）
↑正面から見るとこうなってます
2-2 マグネットシートの取り付け
↑マグネットシートをカットします。1cm×10cmを2本用意しました。長さはお好みで…
↑2本を重ねたときにズレないで重なる向きを確認します
↑正しい向きだと綺麗に重なりますが…
↑向きが違うとこのようにズレます
↑向きを確認したら、間違えないように印を付けておくと便利です
↑正しい向きで、取っ手パーツに貼りつけて…
↑もう1枚のマグネットシートをくっつけて…
↑剥離紙を剥がして本体に全体のバランスを見ながら貼りつけます
切り分けタイプのマグネットシートを使用する場合は、必要な数を取っ手パーツに並べて貼りつけて、同様につけてください
2-3 取っ手パーツとフタパーツの取り付け
↑本体パーツと取っ手パーツの間の幅を確認します。マグネットシートの種類によってこの幅が異なります
↑貼りつけにつかうマステを決めます。左から1.5cm、1.8cm、2cm幅のテープになります
↑今回は幅が大きめだったので1.8cm幅で貼りつけました。フタを開けて裏側もマステで止めてください
↑無地で寂しかったので、のりを使って好みの柄のマステを上から貼りました（そのままだと剥がれてくるので…）
↑側面もしっかりのりづけしました
完成です
↑フタが大きく開くので、ティーバッグが入れやすいです。22～23個くらいが目安です。あまり詰めると取り出しにくくなります
↑作り付けのカトラリー棚に入れました
↑スッとティーバッグだけを取り出せます
私は毎日紅茶を飲むので、通常の収納箱だと、箱を棚から取り出して、ティーバッグを取り出し、箱をまた棚に戻す……という作業が必要なため、少し煩わしく感じていました
この収納ケースだと、ティーバッグだけを取り出せるので、必要な動作が少なく快適です
市販のこの手のケースと比較すると紙製で軽いため、奥に物がない場合や、テーブルに置いて使用する場合は片手で押さえながら出さないと厳しいかも知れません（こちらは奥に軽量カップなどが入ってます）
箱から出すよりは圧倒的に楽なので、気になった方はぜひ作ってみてください
