百均リメイク ちいかわ巾着をがま口に変える方法

今回はかなりゆるっとした百均巾着のリメイクになります
セリアで販売されているちいかわ巾着を使用していますが、同一サイズの巾着ならなんでもリメイク可能です

近所のセリアで取り扱いのあったがま口を使ったため、若干がま口が小さめになっています
他の店舗でもう少し大きながま口が入手できる方はそちらを使った方がバランスよく仕上がると思います

用意する材料
・横14cm×縦18.5cmの巾着 1枚
・がま口 1つ(今回は約9cm幅の丸形がま口を使用)
・内布用のハギレ 1枚(巾着と同じ大きさの内袋をつくるので、そのサイズ分のものが必要です)
・接着芯またはキルト芯など 適量(こちらはお好みで。無くても作れます)

用意する道具
・ハサミ
・木工用ボンドや手芸用ボンド……がま口の接着に使用します。細めの口が楽です
・目打ち……口金に布や紙ひもを入れる際に使用します
・ペンチとあて布……がま口の縁を押さえるために使用します。布は傷付け防止です
・爪楊枝など……ボンドをバランス良く塗り拡げるために必要。がま口の隙間に入ればなんでもOK
・紙……型紙用。今回、付属の型紙は使いません
・鉛筆やチャコペンなど……型紙を書いたり、布に印を着けるのに使います

↑がま口の型番はこちら(CT-A-170 がま口金 シルバー 丸・四角型 材質:スチール)

↑サイズはこちらを目安に…

1.がま口用の型紙を作ります(型紙といっても、袋自体は巾着の形をそのまま利用するので、口の部分だけのものになります)

↑紙を半分に折って印を付けたら、そこを目安にして開けたがま口を真ん中に置きます

↑右か左のどちらか片方(書き写しやすい側)をなぞって形を書き写します

↑がま口のリベット部分は真ん中までを書き写してください(ここは縫い終わりの重要なところなので、後からでもはっきりわかるように強めに線を引きます)

↑紙を半分に折って、反対側にも書き写します

↑がま口の中央部分の印とリベット(縫い終わり)部分の印が重なるように半分に折ります

↑折った部分に印をつけます(角型がま口の角と同じ役割の場所になります。袋の口の形を決めるのに必要です)

↑型紙を切り出します。先程付けた印のところは画像のように少し残しておいてください

↑こんな形になります

2.巾着を裏返して、残す柄の部分を決めます

↑巾着を裏返して…

↑柄のバランスを見ながら、残す部分を決めて線を引きます

3.マチのサイズを決めます。今回は縫う部分を減らすため、巾着のサイズをそのまま利用できるようにしました

↑手順2で引いた線と巾着の元々のサイズとの差=1.5cmをそのままマチにしました

4.作成した型紙を使って、口の部分に印をつけ、切り出します

↑残す柄を決めた際に引いた線の真ん中に印をつけて…

↑型紙の真ん中をそこに合わせます

↑切り残した出っ張り(ツマミ)部分のところまでを巾着に書き写します

↑ツマミ部分にまち針を刺して、それを巾着の印に刺します

↑まち針の先を指で押さえて抜けないようにして…

↑リベット(縫い終わり)部分と巾着の柄残し用の横の線が合う位置まで、ぐるっと型紙を回します

↑回した型紙の線を巾着に書き写します。反対側も同様に…

↑横のマチの部分まで線を書き足します

↑縫い止まりの位置に線をしっかり書いておきます

↑1cmの縫い代を書き足して、切り取ります

※今回、布に対してがま口が小さめなので、変則的な縫い止まり位置になっています

5.内袋用の布を切ります。手順4で切り出した巾着を型紙代わりにして、ハギレに書き写して切ると楽です。底の部分に1cm縫い代を書き足すのを忘れずに……

↑切り出した巾着をそのまま書き写してます。真ん中と縫い止まりの線を忘れずに…

↑底部分は縫い代1cmを足して、返し口を書いておきます

6.巾着の下準備をします

↑接着芯またはキルト芯の貼りつけ(キルト芯の場合は縫い代部分には貼らないように。厚みが出すぎてがま口に入れにくくなります)

↑縫い止まりから横マチまでの部分を縫います(反対側も同様に)

↑底マチを縫います(画像を撮り忘れていたので別の巾着で作った際の画像を載せています。すみません…)

7.内袋を縫います(返し口を忘れずに…)

↑返し口を残して、横と底だけを縫います

※マチの付け方

↑底の縫い合わせ部分と…

↑横の縫い合わせ部分をあわせてまち針で止める

↑底の縫い合わせに定規を当てて、左右均等に1.5cmずつになる位置を測って…

↑線を引いて、そこを縫い合わせる

※プチ修正

↑縫い止まりの角の部分が気になったので、少しなだらかになるように縫い止めました

↑左右とちいかわ巾着も同様に…

・私が個人的に気になっただけなので、そのままでも問題ないです汗

8.巾着と内袋とを縫い合わせます

↑巾着を表に返し、中表に内袋に入れます

↑口部分をぐるっと一周縫い合わせます

9.表に返して、形を整えます

↑カーブの部分に切り込みを入れて…

↑返し口から表に返します

↑全部表に出したら…

↑返し口から指を入れて、綺麗に出します

↑返し口を縫い閉じます

10.がま口の準備をします

↑がま口のサイズに合わせた紙ひもを2本カットします

↑リベッド部分を除いた長さで切ります

↑紙ひもは軽くほぐします

↑真ん中で折り曲げておきます

11.がま口を付けます

↑サイドの縫い合わせ同士を合わせて…

↑真ん中に印をつけます

↑ボンドを塗って、爪楊枝で全体に拡げます

↑布を入れて、紙ひもを内側に入れます

※付け方の詳細はがま口封入の説明書参照してみてください

完成です

↑持ち歩き用のメイクセットなどを入れたりできます

反省ポイント

↑接着芯を貼り付ける際に、アイロンの熱で色移りしてしまいました

↑反対側も…

アイロン時、イラスト同士が接しないよう巾着の中に紙や布を入れると色移りが避けられます(別の巾着では色移りしなかったので油断してました…汗)

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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