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海外編み物キットの闇を見た!&手芸本を挟みやすいブッククリップ比較してみた

こんにちは~
もう12月が10日も過ぎてしまいました

月初からファブリックカレンダーの刺しゅうを始めてみたのですが、慣れない刺しゅうを長時間頑張れないのと、ついつい編み物に逃げてしまうこともあって、なかなか針が進みません汗

↑本を読みながらチクチク刺してます

↑とりあえず、タイトル?だけ刺せました笑

日本ヴォーグ社の『いちばんよくわかる刺しゅうの基礎』


いちばんよくわかるかどうかはあまりに刺しゅうの知識が無さすぎて判別できないのですが、この本があるだけで全然違うので、やはり基礎本は買っておくべきだと実感しました笑

タイトルを刺したらちょっと疲れてしまったので、結構前に買っておいた編み物キットを編んでみました

かぎ針編みの模様を楽しむコレクション『パックンポーチ』
河口のキットです

↑安かったので衝動買いしたキットです

↑バネ口ポーチで金具の他に裏布もついてました

↑色と相まって、ポコポコした編地の模様がミックスベリーに見えて可愛いです

↑意外と大きさがあってびっくりでした

いつも思うのですが、こういう編み物のキットってパッケージ画像よりも編んだ実物が断然可愛いですよね!


基本キットはネットで購入するのですが、編み始める前までは衝動買いしたことを反省してるものの、編地が出来上がるにつれてどんどん可愛くなっていくので、「やっぱり買ってよかった~」ってなります笑


そしてまた気になるキットをポチってしまうという悪循環……汗

実は先日、ネットで海外キットを新たに入手したのですが、海外キットの洗礼を受けたというか……闇を見てしまって、さすがに今回は購入したことを少し後悔してしまいました

↑Amazonにも売られている格安のキットです

↑届いて裏を見てみると、ハマナカの文字が…?

↑写真に入れ忘れましたが、画像のアイテムの他に飾り用の星とリボンもついています

↑ラベルの全容はこちら

ハマナカのロゴの社名の記載があるものの、明らかに安っぽい見た目となぜかハングル文字しか記載のないラベル

検索してみたところ、偽物としてハマナカさんの公式サイトでも注意喚起が上がっている糸でした……!!

この時点で、「……ひぇっ」となっていたのですが、ここから更にアクシデントが発生します

海外キットにありがちな、記号を羅列しただけの編み方説明とそれだけではわからない人のためにQRコードで飛べる動画も観れるというタイプのキットなのですが、まず編み方の解説が足りてない……

文章から察するに、メインボディと呼ばれる本体を編んでから、その本体に枝葉を編み付けていく仕様なのに、肝心のメインボディの編み方説明が入ってないのです
入っているのは枝葉部分の編み方だけ……

そしてQRコードから飛んだ先の動画で編んでいるのはそれっぽい見た目なだけの全然別のクリスマスツリー……

え? これ、私が英語わからないから理解できてないだけ? でも全然違う形のものを編んでない? 同封されてた編み方説明と全然違うもの編んでるよね?

と困惑しながらコメント欄を観てみると、英語圏を含む海外の方々の「意味がわからない! 違うものを編んでいる!!」のクレームの嵐

ですよね……ってなりました汗

頑張って検索してみたところ、海外ユーザーの方が解説してくれている動画を発見したので、そちらを元に編み進めてみました

↑あ、同梱の編み針は3.0mm、5/0号針サイズでした

↑YouTubeで「crochet Christmas tree」で検索して出てきたVANWOOさんの動画を参考にしました

↑ちなみにQRコードのリンク先で編まされたものはこちらです。サイズ違いを編んで最後に重ねる仕様でした……

↑緑の糸が絶対足りないと思ったため、見えない部分を白糸で編み直したメインボディ

↑頑張って切り詰めたけどどちらにしても緑の糸が足りなくなりました…

↑最終段を白糸ベースにしたり赤と緑の配色を入れ替えたりしながらなんとか編みました…

ちょっと……編み上がりが不服でビーズを縫い付けるかどうかまだ悩んでいるのですが、一応ツリーの体裁は編めました

参考画像と比較しても明らかに別物なんですよね……
たぶん、本来の編み図はもっと細い糸で編む想定で作られているものなんだと思います
糸が太すぎるせいで編地が詰まって形がおかしくなってるみたいです

編み方の解説が不足していたり、動画が見当違いのものを編んでいたり、何より糸が偽メーカー商品だったり、ということから察するに、キットそのものもどこかのメーカーが出している編み物キットのコピー商品なんじゃないかなぁ? と思うんです

編み物や英語を理解してない人がコピー商品用にサンプルを入手したものの、中身を理解していないから肝心の編み方の解説が不足して届く
編み方が不足してるから編み方の解説動画が作れなくて、苦肉の策でそれっぽい別物を編んだ動画を作ってリンクを張ったのかなぁ? と……

というのも、その編み物動画のアカウントって他の動画が無かったんですよね……
なにやら怪しげな海外家電? らしきものの広告動画はあったのですが、他はなんにもなかったんです


今までいくつか海外キットを購入してるのですが、ちゃんとしたキットの動画は他にも色んなキットの編み方が同じアカウントで上がってるんですよ
他の編み物シリーズの動画とか、編み方の基礎とか、いろいろ編み物関連の動画があるんです

それすら無かったのは、やっぱりそういうことなのかなぁ……って

あくまで推測ですけどね

安価な海外製編み物キットの闇を垣間見た気がします汗

さて、気を取り直して……笑


最後は、最近コクヨから出ているブッククリップの存在を知ったので、ちょっと購入して手持ちのものと比較してみました

↑ノートで有名なCampusシリーズの商品です

↑使い方はこんな感じ。細くたためるのが特徴です

↑クリップは左右で独立しているので厚みが異なっていても大丈夫です

↑クリップ部を内側に向けて回転させると、ペンサイズになります

↑クリップ部は上下どちらにも回転するので、向きを気にせず使えます

↑サイズはサンスター文具のウカンムリクリップと同じくらいです

↑クリップ部の開き具合はこんな感じ

↑ウカンムリの方が大きくガバッと開きます

コクヨのクリップは、左右にクリップ部が分かれていることもあってか、バネがやや細くてクリップの挟む力もちょっと弱いです

対してウカンムリクリップは真ん中に一つ大きなバネがついているので、バネの力がコクヨのものより強め

手元にある厚めの手芸本(先程載せた刺しゅうの基礎本です笑)を試しに挟んでみました

ちなみにページ数は136ページ、厚みはだいたい1.5cmほどありました

↑三分の一ほどのページを開いて挟んでみました

↑画像からはわかりにくいですが、薄い側のページがけっこう浮きます

↑同じページ位置でウカンムリでも挟みました

↑こちらも下側はけっこう浮いてます

↑コクヨの浮き具合の目安はこのくらい

↑ウカンムリはこのくらい。バネの強さの差がここに出てると感じました

細めのペンケースにも入れられて、手軽に持ち歩きしやすいのはコクヨのブッククリップなのですが、止めたときの安定性はウカンムリクリップの方があるように感じました

あと、商品説明を見たときは長所に感じた左右のクリップが個別に開くという特徴なのですが、実際に使ってみると本を開いたときもページを移動するときも毎回2か所のクリップを操作しないとならないのが……ズボラにはめんどくさい笑

ただ、本が勝手に閉じないようにする、という目的はしっかり果たしてくれるので、使う環境や好みでどちらを選ぶか決めるといいのかな? と思いました

ではまた~

【番外】

↑個人的なおすすめはオモクリップ。上下につけるとしっかり開くので両手が使えます

↑厚みは1cmくらいまで。開いたら薄い側を挟んで使う形になります

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↑うちにあるのはこちらの増補改訂版になります。日本ヴォーグ社はヴォーグ学園を運営されているだけあって個人的に解説がわかりやすいように感じます

↑旧版だと中古でお安いものが手に入ります。図案の数が少し少なめみたいです

↑同じキットはもう売り切れみたいです。こちらは初心者向けのキットです

手芸材料の通信販売 シュゲール
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↑バネ口ポーチといえば、こちらのジンベイザメのポーチが気になっています笑

↑これは……本物と偽物どっちなんでしょう……検索するとたくさんでてきますが、チャレンジされる方は自己責任でお願いします汗

↑パープルと迷ったんですよねぇ。どっちも可愛い色です

↑ウカンムリクリップ。ぷちと大の2サイズあるみたいです。うちのは大サイズです。姪っ子がくれました。えへへ

↑手芸本にはオモクリップがおすすめです

↑オモクリップ、こちらもちょっと気になってます笑

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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