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編み物キットをリメイクしてみました&モチーフ編みでTULIPのかぎ針を大量比較してみた

こんにちは
今回は、新しく編んだ棒針編みキットや過去に編んだかぎ針編みキットをリメイクして日常使いできるようにしたので、いつもより完成させたキットの数はちょっと少なめです

とはいえ、編みました! 完成しました!! という流れではないので画像の方はかなり多め……
なのでさくさく載せていこうと思います笑

クチュリエの棒針編み『きほんのき』レッスン
⑤4本針で輪編み

携帯電話ケースと編みぐるみが作れます

スマホケースではなく携帯電話ケースというところにキットの古さを感じますね笑

↑短いアミアミの五本棒針があったのでそれを使うことにしました

↑色替えで輪が一巡した部分がおかしい…

↑編み直したらちょっと綺麗になった気がします

↑完成!ケースは電灯のリモコンが入るサイズだったのでベッドサイドに吊るしました

色がオレンジ→水色→オレンジと複数切り変わるときに最初の目だけやや緩めに編むと綺麗に編めるみたいです
普通の力で編むと次の段で糸が引っ張られて引きつれてしまうのがおかしくなる原因でした

リメイクしたのは携帯電話ケースの編み図

横幅が私の使ってるiPhone12miniの幅にちょうど良かったので、スマホカバーにしてみました

↑本来のケースより段数を増やして長さを調整しました

↑裏は肉球デザイン

↑ショルダーストラップをつけるとこんな感じ

↑上部は引き抜き接ぎして、ストラップを通す穴だけブランケットステッチでかがってます

猫ちゃんが塀の上にちょこんと座って、しっぽがゆらゆらしているイメージでデザインしてみました


元々の携帯電話ケースの模様がメリヤス刺しゅうだったのもあって、編み込みではなくメリヤス刺しゅうで模様を描いてます

刺しゅうなので、耳のラインはメリヤスの片側だけを刺しゅうすることで斜めに模様を出せたのも良かったです

編み込みよりも模様がぷっくりするのでそこも可愛くなったんじゃないかなぁ……? と自画自賛笑

↑需要があるかわかりませんが、ステッチの下書き? 原稿? を載せておきますね。手書きなのは見逃してください笑

次に編んだのは、クロッシェカフェのかぎ針認定講座のキット

『ブレードのラリエット&コサージュ』

編み物本でもよくお名前を目にする、Sachiyo*Fukaoさんデザインのキットです

↑ネットで譲っていただいたものになります

↑セット内容はこちら

ビーズの入れ方がどうしても理解できなくて、結局糸を切って入れることにしました
元々、講座用のキットなので文章ではなく動画や講師の解説で補完するようになってるのかも知れません……

↑可愛くできました

↑余り糸はこのくらい。魚の糸はビーズを入れた名残です笑

続いては過去に編んだかぎ針キットのリメイクになります

かぎ針編みきほんのきレッスンの会
②きんちゃく

で編んだ、さくらんぼがついた巾着です

↑クチュリエのきほんのきシリーズのキット

↑こちらの巾着です

いつ編んだものかな? と思って画像フォルダーを漁ってみたら、去年の2月にナイフ持ちで編んでました

いつからだったか、かぎ針の持ち方もナイフ持ちからペン持ちに変えたんですよね

今回はこの巾着をティーポットカバーに変更しようと思いたち、編み直してみました

私ずっと、ティーポット用のカバーってティーコジーのように上からカポッと被せるものってイメージだったんですよね

ところが少し前に、巾着みたいな作りでポットを中に入れ込むようなデザインのカバーを見かけて、

「そうか! 冷めないように包むんだから、そういうデザインでもいいのか!!」

って思って、

「そういえば、編んだきりで眠ってる毛糸の巾着があったなぁ。あれ、修正できないかなぁ」
って……

サイズ的にも問題ないようだったので、ぶっつけ本番でリメイクしてみることにしました笑

↑実際に使用するティーポットに当てて、持ち手と注ぎ口の場所にマーカーをつけ段数を確認

↑底部はそのまま使う予定だったのですが、あまりに編地が違うのでこのあと全部解きました

↑持ち手の位置で往復編みすることで穴を作りました

↑注ぎ口の位置まで来たら、今度はここを起点に往復編みです

↑往復編みは奇数段と偶数段で編地が違うことに気づき、解いて前段と逆向きに修正です汗

↑ポットの高さに合わせて二段ほど編み足して完成です

↑注ぎ口側。あ、ポットはゼロジャパンのユニバーサルティーポット450ccです

↑持ち手側

わりとぴったりしたサイズ感なので、先にポットをカバーの中に入れてから茶葉やお湯を注ぐ形になりそうです

最後は清原のキット

『かぎ針編みのお花モチーフのポーチ』のマーガレット

こちらは普通に編む……予定だったのですが、ふと思い立って手元にあるTULIPの色んなかぎ針を使って編み比べてみることになりました

↑こちらのキット。以前、コスモスやバラも編んだキットです

↑中身はこちら

↑編み図では番号じゃなく色で表記されてたので、どれがどの色かちょっと悩みました笑

↑当初は水色エティモで編む予定だったのですが、少し編みにくくて急遽編み比べ大会に…

水色エティモも問題なく編める状況だったのですが、糸を引き抜くときにやや糸割れするというか……糸の一部を拾いそびれるというか……

ちょっと引き抜くときに気をつけないといけなくて、他のエティモはどうだろう? って疑問に思ったんですよね

ということで、使ったTULIPのかぎ針はこちらです

↑右からスタート。水色、レッド、オリーブの順に使いました

↑続いて裏側。ロゼ、片かぎ針、両かぎ針(色付きタイプ)

編み比べも最初はエティモシリーズだけの予定だったんですが、意外と編み心地が異なるのが楽しくなってきちゃって、金属針も引っ張り出しました笑

↑最後は両かぎ針(金)と両かぎ針(銀)で手持ちのTULIP全種終了です笑

↑金属針もそれぞれで特色があって新しい発見でした。左から片かぎ、両かぎ銀、両かぎ金、両かぎ色付き、です

キットの糸は横田の小巻cafe Demiという糸で、だいたい合太~中細の間くらいの太さで、アクリル70%とウール30%の混合糸

あくまで個人の使用感ですが、ざっくりした編み心地をまとめてみました

エティモシリーズ

・水色とオリーブの編み心地はかなり似ているものの、水色の方が引き抜きの際にやや糸割れが起こりやすく感じる

・ロゼは針の滑りがやや悪く、糸割れ以前に引き抜きにくい印象。意識しないと引き抜けない感じ

・レッドは別の方の解説で他のエティモより尖っているという話を聞いたことがあるが、先端だけでなく返しの方も尖っているようで、引き抜く際に返しが糸を割ってしまう、返しが引っかかって目のループ側も糸が割れてしまう、という状況に……

上記の理由から、あくまでこの糸では……という感想にはなりますが、エティモシリーズはオリーブが編みやすいと感じました

金属針シリーズ

・片かぎ針はオリーブに近い編み心地。オリーブや水色と同様、たまに引き抜くときに引っかかりや糸割れがあるのと、稀に目が針先から滑り落ちてしまうので、その点の注意が必要

・両かぎ針の金と色付きはあまり違いがなくて、針の編みやすさという点では正直エティモシリーズを含めた全種の中で一番優秀だった

・両かぎ針の銀は針先の滑りがややエティモロゼよりの編み心地で、加えて引き抜く際に頭が目に引っかかる感じで、意識して目が絞まりすぎないように糸の張りを調節しながら編まないと編みにくかった

金属針に関しては4本並べた針先のアップを載せているのですが、銀と片かぎ針の2本と他の両かぎ針の2本とでは胴の部分? でいいのかな? 持ち手に近い部分の太さが異なってるのがわかると思います

両かぎ針銀は胴がまっすぐに近いなだらかさで、片かぎ針は銀よりはやや太さがあるものの他の両かぎ針に比べると細め
金と色付きの両かぎ針は胴部分がはっきりと太くなっています

たぶん一度その部分でしっかり目の輪を広げてから針先で糸を引き抜くことで、軽い力でスムーズに目を揃えて編めるようになってるんじゃないかなぁ? と……

あとは針先の塗料や金属加工の違いによって糸の滑りやすさなんかも違うんじゃないかと感じました

実は私は以前から金属針が編みやすいと感じていて、よく色付きの両かぎ針を使っていたのですが、今回のモチーフも結局両かぎ針が一番編みやすいという結論に落ち着きました笑

私はそうだった、というだけなので、人によってもまた糸によっても感想は左右されると思うので、あくまで参考程度に留めていただけると助かります汗

↑完成したポーチがこちらです

↑糸の残量はこのくらい。白は一つ未使用で残りました

↑以前編んだコスモスより少しだけ小さいサイズでした

↑重ねるとこのくらい。私は今回のサイズが好みです

今回、色んなTULIPのかぎ針を使ってみて見た目だけじゃなく使い心地が全然違うことに気づいて、すごく面白かったです

次はクロバーのかぎ針でもチャレンジしてみたいなぁ

でもその前にファブリックカレンダーを完成させないとですね笑

ではまた~

【おまけ】
キャン・ドゥで買って愛用しているブッククリップのシマエナガが一つ取れたままで使っていたんですが、クラフト小町でプラスチックがくっつくと聞いたので、これまたキャン・ドゥで買ってきて試してみました

↑一匹だけ取れちゃったまま使ってました

↑こんなにいろいろ使えるんですね!

↑しっかり塗って……

↑念の為丸一日乾燥させたら、しっかり元通りになりました

↑棒針編みのあみぐるみキット。かぎ針編みのしっかりした編地と違う、少しくったりした感じが優しい雰囲気で可愛いです

↑棒針編みのスマホショルダーのキットはあまりないようです。やっぱり編地が柔らかいからですかね?

↑こちらは編み針とセットになっているキットだそうです。編み針を持ってない方はこういうキットも便利かも

↑ラリエットのレッスンキット。こういう花のデザインも可愛いですね

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↑こちらは上からカポッと被せるティーコジーのキットみたいです。ボンボン帽子みたいで可愛いですね

↑モチーフ編みを編みつなぐタイプのポーチってあまりキットが売られてないみたいですね…こちらはバッグのキットになります

↑編みやすいのにお手頃価格。最初のエティモとして買いやすいお値段です

↑ロゼはちょっぴり高め。でも色味の可愛さはダントツですよね~

↑針先が見やすい、糸が拾いやすい、とよく言われるのがエティモレッド

↑気になりつつもまだ手にできてないエティモムラサキ。ここまですべての編み心地が違うと、こちらの編み心地も気になります

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↑片かぎ針の単品はユザワヤさんには取り扱いがあるようです

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↑両かぎ針の単品もユザワヤさんにありました。お試しならまずは単品からがお財布には優しいですよね

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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