エコノミークラス症候群~祖母編~

こんにちは
皆さん、足の運動してますか?

先日、寝る前に足の運動をしていて、ふと、「そういえば最近、エコノミークラス症候群の話題を聞かないな……」と思ったので、ちょっと注意喚起を兼ねて、ブログに書いてみることにしました

調べてみたら、やはりテレビで扱われているような形跡も見受けられないし、あまり話題に出ていないようですね……

私たちくらいの年代だと、一時期、死亡事故が発生した関係もあり、たくさんテレビで見聞きした言葉でもあります
記憶に残っている方も多いんじゃないでしょうか?

逆に、若い世代だと、「なにそれ?」って方も多いかも知れませんね……

名前からもわかるかと思いますが、元々、飛行機のエコノミークラスに国際線などで長時間座っていた方が発症したことから大きく取り上げられることになった症状です

前述の通り、亡くなる方もいたり、障害が残るケースもあったりと、「他人事ではない!」とあちこちで耳にするようになりました

“エコノミークラス症候群”と呼ばれていますが、なにもエコノミークラスに座っていることだけが発症理由ではなく、今のコロナ禍のように、外出機会も少なく、また、自宅で長時間同じ姿勢で作業することが多い状況でも、同様の危険があるものです

『人間の体は、足がポンプの役割を果たしてる』という話を聞いたことはないでしょうか?

血液を送り出すのはもちろん心臓の役目ではありますが、足先まで巡った血液を体の中心へと送り返すためには、足が重要な役目を担っているのだそうです

人は足を動かす、歩くことで、血液を心臓に返している
歩くことは血の巡りを良くすることに繋がります

逆に、長時間座っていたり、寝転んでいたり、という状況では、血液の循環が鈍くなり、血栓などを起こしやすくなる

この血栓が、体の重要な場所で詰まってしまうことで、最悪、亡くなってしまうのが、“エコノミークラス症候群”と呼ばれるものの原因だそうです

うちの祖母の話になるのですが、もう随分前のこと。当時、かなりの高齢だった祖母は、足の骨折が原因で数ヶ月入院することになりました
歳を取ってからの骨折ということもあり、補強のための金具を手術で付ける必要があったりと、けっこう大掛かりだったように記憶しています

数ヶ月の入院を終え、ようやく自宅に帰ることになり、親戚一同がホッと安堵した矢先。祖母は帰宅して数日後に、自宅で倒れて亡くなりした

死因は『肺血栓』

親戚の中には、「なんで病院で見つからなかったんだ。診療ミスなのではないか?」という人をいました
ですが、うちには実は何人か看護師をしている親戚もいて、その人が、肺血栓について詳細に説明してくれたのです

手術のあとには血栓が起きやすくなること。その血栓は通常の検査などではわからないこと。血栓……というより、血栓の元となる血液の塊ができる場所は体の特定の部位などではなく血管のどこかで発生し、それが血流に乗って別の場所の細い血管で詰まってしまう

祖母の場合は、その詰まり……血栓が肺で発生し、酸素が体内に行かなくなって死亡に至った、と

二十年以上の前の記憶なので、説明の内容に齟齬があるかも知れません
私――素人の解釈でもありますし……。だいたいこんな説明だったかと思います

高齢とはいえ、歩けなくなるのは困るだろうと決心した手術だったのですが、その手術による入院生活により血栓が起こって亡くなってしまった
家族はもちろん、親戚全員、なんとも言えない気持ちだったと思います……

すみません、しんみりしたまま、明日更新の~母編~に続きます汗

気分転換に猫画像でも……

Amazonの小さな箱に潜む娘舞ちゃん

PCデスク下で繰り広げられる、猫による猫の猫可愛がり

ではまた~

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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