手芸本のタイトルにたまに書かれてる『◯◯版』って結局なんなのか?

こんにちは
先日、ずっと気になってた『改訂版』と書かれたタティングの手芸本を購入しました

↑『とっておきのタティングレース帖』レディブティックシリーズの一冊です

↑上部に『改訂版』の記載があります
手芸本を買っていると、こういった『改訂版』の他にも、『新装版』とか、『増補版(増補改訂版)』とか、いろいろとタイトルにくっついている本によく遭遇するんですよね
で、自分なりに気になって、何が違うのか? と思って検索してみたところ……
『新装版』→基本的には中身はそのままで、表紙(つまり装い)が新しくなったもの
『改訂版』→出版後に見つかったミスの修正や内容の訂正などがあるもの
『増補版』→以前の内容に対して、大幅に説明や掲載物を補って増ページしたもの。増補改訂版と書かれていることも
といった違いがあるそうです
表紙だけ変えてどうするの? ってなりそうですが、表紙もやっぱり流行があって、昔の表紙だとちょっと古臭く感じてしまったりするんですよね
在庫切れで新しく印刷するときに、変更しやすい表紙だけ今風のおしゃれな装丁にするだけでも、売れ行きってけっこう変化するんでしょうねw
さて、『増補版』は大幅に増ページしてるから、以前のモノを持っていても購入を検討する価値があるとして……問題は『改訂版』の方です
実はこの『とっておきのタティングレース帖』、改正前のバージョンがAmazonのKindle Unlimitedにある本でして……電子書籍版を読んだことがあるんですよね
そして、その電子書籍版と改正版は4ページほどページ数が違うんです……
どうやら改訂版でも若干の増訂がされるケースもあるそうで、『とっておきのタティングレース帖』の『改訂版』が、校正のミスなんかを訂正しただけなら紙本を買うほどではないけれど、4ページ分の増訂があったのなら、とても気になる
そう思っていたら、この本に寄稿された作家さんの過去ブログで「掲載作品が少し増えている」という文言を発見!
ということで、『改訂版』を入手してみましたよw
タブレットと並べてじっくり内容を見比べてみた結果、枝 貴子先生の作品が数点増えていました

↑モチーフを使ったアクセサリーとドイリー

↑こちらはブレードを使ったブレスレットとバレッタ
どれもとても素敵な作品です
特に、モザイクタイル風のドイリーは、今の時期、コースターとして使うととても涼しげ
たくさん繋げて、ショールやストールにしても素敵だし、背中は白一色で編んで、前身頃を好きなカラーで編んで、ジレに仕立てたりしても素敵かも……
レディブティックシリーズは、作品の編み図だけじゃなく、その手順まで文章でしっかり書かれているので、編み図が読めない初心者の方であっても、編み図と手順とを見比べながら編むことで、編み図を読み解く練習にもなります
基本的な編み方もちゃんと写真付きで解説されているので、タティングレースやってみようかな? って方もぜひぜひ手にしてみてください
ではまた~

↑こちらが『改訂版』のもの

↑こちらは改定される前の電子書籍版です。Kindle Unlimitedの読み放題もこちらと同じもの

↑紙本でも以前の版のものがまだ売られているようです。新しく購入される方はちょっと注意が必要かも…。こちらの方が少しお安いですけどねw