オタク気質な大人がかぎ針編みを始めるとこういうことになる…

こんにちは
少し前から、かぎ針編みを始めました

元々、小学生の頃に実家の母から、棒針編みとかぎ針編みの基本を一通り教わったのですが、どうしてもかぎ針編みでは編み目を揃えて編むことができず、それ以降、すっかり諦めて棒針編みだけをやるようになったんですね

そんな人間が今さらどうしてかぎ針編みを始めようと思ったかというと……一年前からハマってるタティングレースがきっかけでした

タティングのドイリーをいろいろ編めるようになって、もっと大きな……例えばショールだとかボレロだとか、そういった身に付けられるようなものを編みたいと思いたち、大物の編み図を眺めていたところ、気づいてしまったんです

タティングの編み図の中に、かぎ針編みの記号がちょこちょこ出てくることに……!

今後もタティングレースを楽しむためには、かぎ針をマスターするしか無いと決心して、昨年末から頑張ってかぎ針編みを練習しています

昔、かぎ針編みにチャレンジしたときには、手芸本などにも記載されているペン持ちで覚えた方が良いだろうと思ってペン持ちで編む練習したのですが、「今回は編めるようになればいいから…」という軽い気持ちだったので、個人的にやりやすいと感じるナイフ持ちで練習してみることに……

ナイフ持ちは棒針持ちとも呼ばれることもある持ち方
棒針編みに慣れている私には合ってたようで、最近はずいぶん目が揃うようになってきました

↑まだまだ甘いですが、それなりに綺麗に編めるようになってきました

↑参考画像。ネットで譲っていただいたフェリシモのキットです

私は少しオタク気質なところがあるのですが、編んでいてふと、『かぎ針っていろんなメーカーが出してるけど、違いってあるんだろうか……?』という疑問が浮かんでしまったんですよね……

手芸が好きなので、何かを始めるときは初めからちゃんとしたメーカー製のものを使うのが上達の一番の近道だということは理解していたので、最初に購入したのはクロバー製のアミュレのかぎ針でした

しかし、クロバーにはペンEという別のかぎ針シリーズもあるし、日本メーカーならチューリップや近畿編針など他にも編針で有名なメーカーが存在する

編み心地ってどうなんだろう??

そんな疑問を持った結果、こんなことになりました……笑

↑新品や中古で新旧様々なかぎ針を集めてしまいました笑

この他にも百均のかぎ針だとか海外製品のものやメーカー不明のものだとかもあったりします

いろんなかぎ針を試してみてわかったのは、同じように見えても全然編み心地も使い勝手も違う、ということ
こんなにも違うのか……! と思うくらい違いました

自分は編み目がきつくなりがちなタイプなのですが、そんな私には木製針は合いませんでした
同様の理由で、滑りが木製に似たプリムのエルゴノミックかぎ針もダメでした

↑左からミササの黒紫壇、近畿編針の柄付竹針、HAYASHIの竹かぎ針

↑近畿編針の針先には竹製のものと金属製のものがあります

↑プリムのかぎ針は表面に加工がされてるようで、木製に近い糸滑りに感じました

↑プリムは海外メーカーなためかサイズがジャンボ針くらいあるのも使いにくかったです

↑クロバーのペンEとアミュレ(すみません、全体を撮るときに針の号数揃えるの忘れてました汗)

↑こちらはどちらも6/0号の針先ですが、ペンEの方がやや短く、アミュレの方がよく滑ります

↑チューリップのエティモ。上からレッド、ロゼ、オリーブ(ロゴはホビーラホビーレですが同じ製品です)

↑色が異なるだけ…かと思いきや、針先の塗装?が異なるようで、私はオリーブやレッドが編みやすかったです

↑上はクロバーのゴールド針、下がハマナカのラクラク両かぎ針。編みやすいけど長時間編むと手が痛くなります

↑ハマナカはグリップに滑り止めのギザギザがあるのですが、長時間編むとジワジワ指に食い込んで来ます…汗

↑番外で。クロバーの廃盤商品。左がちいさなてしごと、右がペンシリーズです。ペンはペンEの前身シリーズだと思われます

実はナイフ持ちの私にはこちらの廃盤商品のペンシリーズがクロバーで一番使い勝手が良かったです
ペン持ちだと木製グリップは指が痛くなりそうですね……

↑もう一つ番外。海外製で見た目がエティモに似てると評判のかぎ針(下から2番目の青のもの)

↑見た目はエティモ似ですが、針先はややアミュレ似。左からアミュレ、海外製、エティモオリーブ

この海外製のかぎ針は、エティモレッドに似た赤やエティモオリーブ(無印エティモ)によく似た配色の黒灰のものなどがよく売られています

見た目は似ているのですが、やや重たいので疲れやすい印象。またかぎ針の先が引き抜くときに糸に引っかかるので、編む際には少しコツが必要でした

ナイフ持ち&目がきつめの私の評価としては、一番編みやすいのはエティモレッド&オリーブ、次にクロバーのペンEといった感じ

ペンEはペン持ちに特化してるという触れ込みで、グリップの見た目が平べったい印象ですが、意外とナイフ持ちでも違和感無く持てました

何より針先の加工? 塗装?? が編みやすくて良かったです

エティモのグリップだと親指が当たって痛いという人がいたり、アミュレの針先の滑りが最高に編みやすいという人がいたり、本当に編み心地は人によって異なるので、もしこれから買うことを考えている方には、ぜひ最初に単品で編み心地を試してからセットの購入をオススメしたいですね

私は最初にアミュレをフルセットで購入したのですが、他のシリーズをあれこれ試してみた結果、アミュレは使わないかも……ってなってるので汗

かぎ針を購入する際の参考になれば幸いです

ではまた~

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名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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