百均巾着を使った保冷ポーチの作り方

用意する材料
・巾着(今回は約14cm✕18cmのものを使用)
・保冷シート適量
・キルト芯orドミット芯適量
・面ファスナー(いわゆるマジックテープ)

その他準備するもの
・トレーシングペーパーなどの薄手の紙(新聞紙や更紙などでOK)

↑巾着のサイズ表記部分の拡大です

※巾着はセリアで購入した小サイズのものを使用してます

※保冷シートは要冷蔵品を購入した際に貰った簡易保冷袋を解体して使用。同レベルのものなら百均のアウトドアグッズやエコバッグコーナーにも品揃えがあります

※キルト芯よりドミット芯の方が縫製しやすいですが、取り扱いが無ければキルト芯でもOKです

※紙は保冷シートをミシンで縫う際に使用します。最後にちぎって外すので新聞紙や通販ショップの荷物に入ってたクッション材代わりの紙などでOKです。荒い紙の方が外しやすいです

巾着の下準備

1.巾着の口部分の縫い目をほどいて、紐を外します

↑口部分をほどきます

↑口サイドの斜めに折られてる部分も解いてください(脇はそのままでOK)

保冷シートとドミット芯のカット

1.保冷シートは下記の要領で、巾着のサイズに合わせてカットします

↑横幅は巾着(縫い代込み)のサイズに合わせてカット

↑二つ折りにして輪になってる側を巾着の底と合わせます

↑上部を巾着より3cm程度短くカットします

2.ドミット芯を1でカットした保冷シートと同じ大きさにカットします
※百均のものは薄手なので、しっかり保冷したい場合は2枚重ねにするのをおすすめします(ただ厚みが出るので少し縫いづらいです…)

↑保冷シートと同じ大きさにカット

↑2枚重ねにする場合は重ねて縫い押さえておきます(ヨレ防止なので適当でOK)

組み立て

1-1.巾着を横向きに置いて、巾着の口部分にチャコペンで目印の線を画像のように書きます

↑各数字はcmです。線は生地の表に引いてください

↑2cmの線は先に引いた1cmの縦線から2cmの位置に引きます

↑反対側も忘れずに引いておいてくださいね

1-2.1-1で引いた線に合わせて面ファスナーをカットします。上下1~2mm程度短くなるようにカットすると後の工程が縫いやすくなります

↑少し短めに…

↑下も同様に少し短くしておきます

↑口側も線よりやや内に留めて…

↑両側とも縫い付けます

2-1.ドミット芯を半分に折って、真ん中に印をつけます

2-2.2-1で付けた印と巾着の底を合わせて置き、巾着をドミット芯で挟んで両脇を縫い止めます

↑2-1で付けた印に…

↑巾着の底を合わせます

↑ドミット芯で包むように挟んで、縫い代1cmで両脇を巾着ごと縫います

↑巾着の口部分までまっすぐ縫ってください

3-1.保冷シートを中表(表側が中になるよう)に半分に折り、クリップで止めます(洗濯バサミ等でもOKです)

↑銀色の部分が中になるように…

↑まち針では穴が開くのでクリップで止めます

3-2.保冷シートの端を薄い紙で包み、縫い代1cmで保冷シートを縫います(紙が無いと保冷シートがミシンにくっついて進まないので縫えません)

↑このように端を包んでミシンで縫います

↑縫い目は大きめがおすすめ(細かいと保冷シートがちぎれやすくなります)

3-3.縫い終えたら、保冷シートから紙をゆっくり丁寧にちぎって外します(勢いよく外すと縫い目が狂ったり糸や保冷シートがちぎれたりします)

↑片側ずつ丁寧にちぎっていきます

↑ゆっくりちぎるとこんな感じにきれいに外せます

4.2で縫った巾着と3で縫った保冷シートを合わせて縫います

↑まず巾着を表に返して…

↑巾着の底と保冷シートを合わせて…

↑保冷シートの口が面ファスナーにかからない長さになるよう調節します(画像のチャコペンの印位置でカットしました)

↑巾着の中に保冷シートを入れて…(保冷シートは引っ張らず、手を中に入れて押し込みながら巾着を引き上げる感じで。シートを引っ張るとちぎれます汗)

↑巾着の端を三つ折りにして保冷シートの端を包んで…

↑内側から縫い押さえます

完成♪

↑以前アップした保冷剤のネッククーラーがまるごと入ります

↑こんな感じ

一から好きな布を使って作ってもOKですが、百均に豊富にあるかわいいキャラ物やおしゃれなデザインの巾着を活用して作ると自分だけのグッズになって楽しいですよ~♪

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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