ワイヤーネットを使った収納棚の作り方

今回は自宅にあった使用していないワイヤーネットを使った、ちょっとしたものをしまえる収納棚の作り方です
同じサイズの長方形タイプのワイヤーネットを4枚使用します

用意するもの
・ワイヤーネット 4枚
・結束バンド
・ペンチ

ワイヤーネットは、横×縦の寸法が1:2の比率のものになります
正確に2倍でなくても、2倍よりやや大きい、または2倍よりやや小さい、サイズでも大丈夫です

↑こういったタイプのワイヤーネットです

今回は、過去にDAISOで購入した29.5cm×62cmサイズのワイヤーネットを4枚使用しました

1.まず、棚板にするために、1枚を半分に折ります

↑ワイヤーネットを縦向きに2枚並べて、その上に棚板にするワイヤーネットを横向きに重ねて置きます。これでマス目を数えなくても真ん中の位置がわかります

↑この真ん中を折り切って行きます

↑カットしたい場所をペンチで挟み、グッと力を入れて跡を付けます(この後の作業でペンチが横ずれしないようにするためです)

↑ペンチで挟んだまま、ワイヤーネットを奥や手前に繰り返し倒します

↑4~5往復くらい繰り返します

↑同様に、枠を含めた全ての段に上記のような切り込みを付けます

2.ワイヤーネットを床に置き、画像のように足や手で片側を押さえ、もう一方を手で押し上げて行きます

↑ゆっくり、少しづつ、L字型(90度)になるまで押し上げてください

3.ワイヤーネットをひっくり返して、反対からも同様に押し上げて行きます

↑反対からも2と同様に手前に曲げていきます。枠は太いので、都度様子を見ながら1の作業で切り込みを深めてください

↑2の押し上げですでに細い部分は切れてます

↑反対からは完全に折りたためるまで力を入れて曲げて行くと、枠を含めて全部パッキリ折れます

↑棚板パーツが完成しました

4.各パーツを結束バンドで止めていきます

↑結束バンドで止めていきます

↑今回、手持ちの結束バンドが少なかったので一部で上記のDAISOの留め具を使っていますが、全て結束バンドで大丈夫です

4-1 まず、本体になる3枚を横に並べて、結束バンドで止めます

↑引き起こして棚を止めていくので、ここでは少し緩めに止めておいてください

4-2 左端のワイヤーネットに、棚板を仮止めします。仕舞いたいのに合わせて、取り付け位置を調整してください

↑上下段ともに仮止めしました

5.右端のワイヤーネットを引き起こして、棚板の反対側を結束バンドで仮止めして行きます

↑4で結束バンドを強く絞めていると、このときの作業で形を整えられなくなります。ここまでの締め付けはすべて仮止めとしてやや緩めに止めてください

6.背面側も同様に結束バンドで止めていきます

↑背面を付けたら、全体の結束バンドを強く引き締めて固定してください

7.ワイヤーネットの横と縦の比率が1:2より大きめ(2倍より大きめ)の場合は、背面の飛び出た部分を折り曲げると、棚がしっかり止まります

↑枠の部分は堅いので、無理に折り曲げずそのままでも大丈夫です。引っ掛かる危険がある場合は、ビニールテープなどで覆ってください

↑結束バンドの余分な先は、好みで切り落としてください。うちは猫が怪我をする恐れがあるため、切り落とさずに先端を内側に向けて入れています

完成

↑こんな感じで使用しています

↓こちらは、26cm×47cmのワイヤーネット(数年前にCan Doで購入したものです)で作成したものになります

↑2倍よりやや小さいため、棚板が1マス分奥に入っています

↑背面側も余分な長さがないため、折り曲げていません

2kg程度のキャットフードを載せても、問題なく使用できています。ワイヤーネットがたわむほど重すぎるものを載せるのは危ないので避けてください

名前はケッチと読みます。手芸や工作など、物を作るのはわりと全般的になんでも好き。今は小物類が主だけど、いつかは洋服や家具も作ってみたいと夢見てます。

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